scr/netsh_ex

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netsh_ex

2003/01/21 リンク切れ直しました。ごめんなさい

実行には Windows2000 + IE5.5 が必要です。

netsh.exe を用いた、ネットワーク設定の切替を行います。元ネタは、
@ITの記事
です。おまけでIEのプロキシ設定も切り替えます。

使えると思われる環境は、

使えない環境は、

要は、どんな状況でも

マイネットワーク→プロパティ で、”ローカル エリア接続” だけしか出ない状況

でないと使えないようです。なぜそうなのかは作者も知りません。

自宅で netsh_ex.hta を起動します
最初は設定名が空のウィンドウが立ち上がります
「今の設定を保存する」を押してみましょう
設定名を「自宅」にして保存します。
お好みでIEのプロキシも保存するといいでしょう。
入力が終わるとDOS窓が開いて設定を保存してくれます。
ネットワーク設定を xxxx.nsh ファイルに保存し、IEのプロキシ設定を xxxx.reg に保存します
PCを持って元気よく出社します
会社に着いたら、会社に合うようなネットワーク設定をごくごく普通にします
再び netsh_ex.hta を起動します
「今の設定を保存する」を押し、設定名を「会社」にして保存します
お好みでIEのプロキシも保存するといいでしょう。

※この時点では、netsh_ex の恩恵は受けられません。単に設定保存を行うだけです
自宅に帰ったら netsh_ex.hta を起動します
「設定名」で「自宅」を選択し、「切替実行」を押すと、自宅用のネットワーク設定になります
翌日、会社に着いたら、今度は「設定名」で「会社」を選択し、「切替実行」を押すと、会社用のネットワーク設定になります

ネットワークカードの設定は、
```
cmd /c netsh -c interface dump > 設定名.nsh
```
で保存し、これを復元するときには
```
netsh -f 設定名.nsh
```
を、それぞれ WshShell.Run() メソッドを利用して実行しています
プロキシ設定は、
```
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
```
を regファイルに保存してます。
具体的には、netsh_ex.hta から proxy.js ファイルに含まれる関数を呼び、
```
regedit /e 上記のキー 設定名.reg
```
というコマンドを WshShell オブジェクトの Run() メソッドを利用して実行します
設定名をリストに表示する際は、Scripting.FileSystemObject で、
カレントディレクトリの *.nsh ファイルの一覧を作成し、リストのOptionオブジェクトを生成しています

DOS窓でコマンドを叩いたり、バッチファイルの作成／実行が苦手な人に対して、有用なCUIコマンドを使えるようにしてあげたいなぁと思って作成してみました。これを雛型に便利なCUIコマンドのラッパーが数多く作られるといいですね。