裏窓/コマンドプロンプトでLinuxコマンド

はじめに

WSL導入済みの環境で、コマンドプロンプトからLinuxのコマンドを使うには wsl awk のように、頭に wsl を付けます

とはいえコマンドを使うたびにいちいち頭に wsl を付けるのは手間なので、予めバッチファイルを作成し、例えば awk と打つだけで wsl awk に変換すると便利です

このバッチファイルを一気に作成する方法をご紹介します

WSLを導入していない(システム管理上の都合でWSLが入れられない)場合のおすすめ

busybox-w32 がおすすめです

大まかな流れ

完成イメージ

wsl-cmd-03.jpg

Windows環境変数「PATH」の追加

※ 既存のPATHにバッチファイルを作成する人は読み飛ばしてください

スタート>設定>「システムの詳細設定」と検索し、「システムの詳細設定の表示」をクリック

wsl-cmd-01.jpg

右奥から順に、
システムのプロパティ「環境変数(N)」
>環境変数「Path」を選択し「編集(E)」
>環境変数名の編集「新規(N)」を押し %userprofile%\bin を追加

wsl-cmd-02.jpg

コマンドプロンプトで PATH に追加したディレクトリを作成

WSL側で、Linuxコマンドの数だけバッチファイルを作成

これでコマンドプロンプト環境で、頭に wsl を付けずに Linux コマンドを使うことが出来ます

Tips

文字コード変換が必要な例

wsl-cmd-04.jpg

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Last-modified: 2021-02-20 (土) 15:10:18